日本で3番目に高い山が2つになった! 消費税だけじゃない改訂
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日本で3番目に高い山が2つになった! 消費税だけじゃない改訂 [富士山ニュース]

2014年4月1日に、改訂されたのは、消費税8%だけではありません。
国土地理院が、GNSS測量など新測量技術で87山の標高を、1m上下となる改定しました。

標高2位の北岳を頂点とする南アルプス連峰に位置する「間ノ岳」が3位タイになりました。
「あいのたけ」と読みます。 日本3位になったのに、「あいだ」とは、何とも適当な名前
ですが、この名前になった由来も諸説あるそうです。

この頂上付近は、比較的平らで、数万年ほど前には、もっと高くて、北岳よりも高い
中心的な山だったと想定されています。 これからも造山活動で、せりあがる場所では
ありますが、浸食とどちらか勝つのかは、天のみぞ知るところでしょうね。

日本一の山は、富士山である事は知られていますが、2位の山(北岳)ですらあまり
知られていないですよね・・・。

3位に至っては、どのくらいの方がご存知なのでしょうか? 北アルプス連峰の最高峰である
奥穂高岳の3190mです。

正確には、奥穂高は、3190m で、間ノ岳は、3189.50mなんですが、小数点以下を
四捨五入するルールの為、見かけ上は、3位タイです。

奥穂高が小数点以下がないのは、そもそもそこに三角点がないからです。日本の山の
頂上は、岩であったり、土であったりするので、実際には、崩れたり、削れたりする事で
標高が以前よりも低くなっている事も多いです。 よく三角点の標が、浮いていたりします。
実際の所は、50cm位の誤差があってもおかしくないかもしれません。

なお、GNSSとは、Global Navigation Satellite System(全地球航法衛星システム)の略です。
GPSも、この技術の一種ですよ。

日本には、3000mを越える山が22座あります。
2番目、3番目なんて、山にとっては、重要な事ではないと思いますので、北アルプスも
南アルプスも、それ以外の山も、安全に楽しみましょう♪
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