ITパスポート １日 で合格する方法

◎　まずは、試験制度の概要をおさえましょう。

ITパスポート試験は、国家試験です。

難易度は、数ある資格の中でも、低い方です。
具体的には、１００問中、約６０問で合格です。

約というのは、こんな理由からです。
試験は、DBT(試験会場にあるパソコンで受験）方式です。
問題ごとに、難易度による傾斜配点がある為、６０問取っても簡単な問題ばかり
正解だと不合格になる可能性があります。

また、１００問の中には、配点が付かない問題があります。今後の出題の為の
難易度判定や、そもそも問題として最適かどうかの為に出題されます。

そして、苦手分野があると、これも合格になりません。
ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系と３カテゴリあり、それぞれ、
約３０％程度の水準が必要です。（傾斜配点があるので、安全圏は４割くらい）

＜まとめ＞
全体で６０％　３分野で３０％以上なので、安全圏を考えると、それぞれ
全体で７０％　３分野ぞれぞれ４０％以上正解なら、対策はＯＫ、合格です。
この資格は、入門なので、満点を目指すよりも、次へ進みましょう。
（基礎情報技術者試験・応用情報技術者試験）


　さて、ここまで、５分で読めましたね。

最短１日でITパスポートに合格する方法

１、公式ページで、ＣＢＴ（パソコンで受験）の模擬ソフトがダウンロードします。

　こちらからダウンロード

　　一番最新の試験を選択しましょう。

　　ＰＣのスペックが合わなかったり、上手くダウンロードができない場合には、
　　ＰＤＦ版の過去問のダウンロードでもＯＫです。　ＰＤＦ版はコチラ

２、まずは、１回分やってみます。

　　時間は、本番では最大１６５分ですが、見直しとかいらないので、６０～９０分で
　　最後まで一通り解いてみてください。
　　分からない問題が多い場合には、チェックを入れながら、終わらせて下さい。
　　（４５分くらいで終わる人もいると思います）

３、採点結果を見てください。

　３－１
　　ＰＤＦ版は答えと照らし合わせてください。
　　出題傾向やカテゴリは今後、変わるかもしれませんが、Ｈ２６年度では、
　　１～３０が　ストラテジ系
　　３１～５１が　マネジメント系
　　５２～８４が　テクノロジ系
　　８５～１００までは、中問といって、４つの中問でそれぞれ４つの問題が
　　あります。読解力が必要なので、少し配点が高いと想定されます。
　　３つの分野が混ざっています。

　３－２

　　１～３０（30問）で、２１問正解で余裕　１２問正解でギリギリです。
　　３１～５１（21問）で、１５問正解で余裕、９問正解でギリギリです。
　　５２～８４（33問）で、２３問正解で余裕、１３問正解でギリギリです。
　　８５～100（16問）で、１１問正解で余裕、７問正解でギリギリです。

　　最後の中問は、慣れが必要なので、１回目で取れていなくても上の３部門が
　　７割超えていれば、気にしなくてＯＫです。

４、結果を元に対策を行います。

　４－１　すべて７割超えた人　＝　１日で合格です

　もう合格なので、そのまま試験を申し込んでください。
　問題になれる為、あと２，３回分の過去問をやってください。（６０～９０分×３）

　４－２　１つ７割を切った人　＝　１日で合格です

　苦手分野の基本的な知識が不足していると思います。
　ただ、ＩＴパスポートでは、実務力でなく、知識を問われることが多いので、
　間違った問題の他の３つが何を指すのか、そちらをｇｏｏｇｌｅ検索などで
　調べてみてください。
　
　ＣＲＭ・ＳＣＭや　ＲＯＥ・ＲＯＩや　経常利益・営業利益など、言葉の
　違いが分かれば、７割は取れます。　計算問題などは、落としても大丈夫です。

　知識の補強の為に、落とした分野の過去問を５回分行って、特に間違いの選択肢
　３つが何を指しているのか、そちらも抑えていきましょう。
　３０分×５回と　復習で３０～６０分×５回ですが、重複してくるので、最大で
　５時間くらいで、対策が終わると思います。

　そうしたら申し込みをしましょう。

　４－３　２つ以上、７割を切った人

　１日で無理をするよりも次の日記で対策を続けましょう♪
　私は、２つが６割くらいだったので、１週間（１０時間）対策を取りました。

※　セキュリティに関する問題数が増えていますので、苦手な方は重点的にやっておきましょう。