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富士山は下山が命! [富士山ニュース]

どんな山もそうですが、登る時よりも、下る時に怪我や遭難をする事が多いです。
登る時に、体力を使い切ってしまったり、気が緩んで足を踏み外したり、転んだり
する事が原因です。

もっとも、危険なのは、「道迷い」です。
せっかく降りても、間違えた道だと、また登りなおしたり、何10kmも別の
所に降りてしまう事もあります。

富士山を初めて上る方の場合、「1つ」しかないと思われている事もありますが、
主要な登山道は、4つあります。

注意1 登山道は、4つあるが、下山道は3つしかない!

注意2 一番利用者が多い 吉田ルートと、三番目に利用者が多い須走ルートは
    登山道と下山道は、違う場所にある。

注意3 1つの下山道が、途中の8合目で、分かれていて、案内板を見過ごすと
    須走ルートを降りてしまう。

注意4 8合目の山小屋も1つではないので、うっかり案内板を見過ごす事も。

このような事故が、少なくても年間1000人以上、発生しています。
率にして、0.3%くらいですが、顕著なのは外国人です。

私も、その場所に立っては、簡単な英語と、身振り手振りで、吉田ルートは、
こちらです!!! と案内をよくしています。

世界遺産になってから、さすがに静岡、山梨両県も対策を取りました。
現在の分岐よりも約50m手前に移動して、両ルートを見渡せるように
して、迷わないように工夫しました。

今年、富士山にチャレンジする人は、こういう情報も知っておいてくださいね。
なお、開山まで、あと94日です。

全部で9m高くなった? 出版、地図、観光は大変だ!!! [富士山ニュース]

2008年の改定後、5年ほど経ち、震災の影響も含めて、調査をしていたようですね。

国土地理院の管理する日本の山岳標高一覧 (1003山)で、最新の測量技術で
計測した結果、48山が、1m高くなり、39山が1m低くなったそうです。

合計で、9m分、主要な山が高くなったのは、プレートの移動、地震、測量結果
など、いろいろ要因があるようです。

低くなった山は、主に、浸食が多いようですが、富士山の眺望で有名な金時山は
1m低くなっても、あまり観光などには影響がないでしょうね。
1山を除き、低くなった山は、どれも2000m以下ですしね。

それよりも、100名山などの本や、地図の標高の修正が大変なのでは???
と、心配してしまいます。 また、われらが富士山は、今回は変更がありません。

一番のニュースは、日本で3番目に高い山が2つになった事です!!!
みなさん、3番目に高い山って、そもそもご存知ですか???


北アルプスの穂高岳連峰の 奥穂高岳(おくほだかだけ) 3190mです。


今回、南アルプスの間ノ岳(あいのだけ)が、3189mから3190mに
なりました。
これにより、「富士山」「北岳」「間ノ岳」と、日本の3位までの高い山が
全て見られる場所が発生する事になり、写真家などではブームになるかも
しれませんね。

私も見てみたいので、写真に収めて、トラックバックをしてください~~~~♪



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